オンライン養殖場見学を行いました!

2025年8月6日、オンラインにて、キジハタ養殖場の見学を行いました。

この見学は千葉県に住む小学4年生の関根拓海さんから、WEBサイトのお問い合せフォームに届いた1件のお問い合せがきっかけでした。
拓海さんは小学1年生の頃からマハゼの研究を続けており、今年はマハゼの養殖研究に挑戦中。研究を進める中でさまざまな課題が出てきたため、弊社にお問い合わせくださいました。

「見学できるようなら、実際に見に行けたらうれしいです」とご希望をいただきましたが、千葉県と鳥取県という距離の問題もあり、今回はオンラインでの見学となりました。ですが、せっかくの機会ですので、普段から協働で事業を行っている鳥取県水産試験場の方にもご参加いただきました。

養殖場の見学からスタート

まずは養殖場の見学からスタートしました。しかし、残念ながらマハゼの養殖事業は終了していたため、今回はマハゼ養殖よりも長く継続しているキジハタの陸上養殖場をご案内しました。養殖担当者が、陸上養殖の仕組みや魚の生育の特徴、時には美味しい調理法も交えながら説明。拓海さんは、ときおり相づちをしながら、熱心に話を聞いてくれていました。

質問タイム

見学の後は、拓海さんからの質問にお答えしました。

「水槽内でケンカをしてしまいます。対策はありますか?」「水槽で産卵しましたか?」「酸素濃度はどのくらいですか?」「エサは何を使っていますか?」「光の量はどのくらいありますか?」など、何年も研究を続けているからこそ出てくる、深い質問をたくさん投げかけてくれました。

この度はお問い合わせいただき、ありがとうございました!短い時間ではありましたが、今回の見学が少しでもこれからの研究のヒントになれば嬉しいです。私たちは、未来のさかなクンを応援しています!

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