潮見コンビナート 10号炉
「廃棄物処理と発電を実現した」焼却発電施設
高い処理能力を誇る焼却炉は、焼却時に発生する熱エネルギーを利用して発電や陸上養殖を行うなど、多角的な事業を行う焼却発電施設です。廃棄物から生まれるエネルギーを最大限に活用して環境負荷の軽減に取り組み、地域の方々に必要とされる施設を目指しています。
特 徴
処理可能品目
焼却
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物系固形不要物、金属くず、ガラスくず等、ばいじん、がれき類、鉱さい
油水分離
廃油
電気分解
廃酸、廃アルカリ
中和
廃酸、廃アルカリ
焼却
廃油、廃酸、廃アルカリ、感染性産業廃棄物、ばいじん、燃え殻、汚泥
油水分離
廃油
中和
廃酸、廃アルカリ
焼却
金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物系固形不要物、ばいじん
焼却
廃油、廃酸、廃アルカリ、感染性産業廃棄物、ばいじん、燃え殻、汚泥
廃油
中和
廃酸、廃アルカリ
金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物系固形不要物、ばいじん
廃棄物発電プラント
フロー図
排熱ボイラで発生した蒸気を利用して発電するための装置です。蒸気の持つ熱エネルギーを無駄なく機械エネルギーに変換することができる抽気復水タービン方式を採用しています。定格1,950kWの発電能力があります。
焼却時に発生する熱エネルギーを排熱ボイラで蒸気に変換し、その蒸気を利用して発電します。潮見コンビナート内の3プラントの施設を含んだ工場全体の電力をまかなうことが可能なため、災害などによる突発的な停電が起こった場合にも廃棄物を焼却処理することで、稼働を継続することができます。