日本とロシア、合同授業に参加いたしました!

日露合同出前授業

11月26日(金)に境港市立上道小学校にて、日露オンライン廃棄物セミナーの一環として両国の小学4年生を対象に合同授業が行われました。弊社は今回、日本側の企業として参加いたしました。Web会議システム「zoom」を利用して、鳥取県境港市にある上道小学校とロシアのウラジオストクにある廃棄物処理施設をビデオ通話で繋ぎ、日本側から同時通訳を通した授業となりました。

授業内容を通訳されているところです

両国の授業内容

①三光株式会社の担当授業

初めに「リサイクルと私たち」というテーマで、クイズや実験を交えながら、日本のごみ事情や身近なリサイクルなどについて説明をいたしました。
両国の小学生が一緒になって3択のクイズに答え、「えーそうなの!」「やったーあたったー!」と楽しく学んでいる様子がうかがえました。また、実験の際には「いまからどんな実験をするの?」「なにがおこるの?」と興味津々な様子でたくさんの質問も飛び交いました。

②ロシアの担当授業

ウラジオストクで実施されている、ごみの分別・処理に対する取り組みを紹介した映像をみんなで鑑賞しました。

③質疑応答や授業の様子

日本の小学生からロシアへ「一般の人がごみを分別しなかったら、なにか罰がありますか?」、ロシアの小学生から日本へ「家ではごみの種類ごとにごみ箱を分けますか?」など、両国の小学生からお互いの国のごみに関する多くの質問がありました。質問などの意見交換を通して、国境を越えた廃棄物処理の現状について理解を深める場となりました。
授業中は児童の皆さんが、実験結果や授業内容を熱心にノートへ書き留めていく姿が印象的でした。

ロシアの小学生から日本の小学生へ質問タイム

授業の最後には、上道小学校の児童がロシア国旗を振りながら、ロシア語で「ありがとう」と伝えると、ロシアの小学生がそれに答え、カメラに向かって大きく手をふり、その日の授業を締めくくりました。

鳥取県と沿海地方との友好交流30周年

今年は、ロシア沿海地方と鳥取県が友好関係を結び30周年という記念の年です。弊社は事業活動や出前授業を通じて、今後も日露交流を深めていけますよう尽力してまいります。この度は大変貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

各教育機関へ出向くだけではなく、インターネットを使用したオンライン授業も対応いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

関連記事URL

今回の取組みをロシア側(ロシア語表記)でお取り上げ頂いております。
https://news.myseldon.com/ru/news/index/262650154
https://vl.aif.ru/society/shkolnikam_vladivostoka_rasskazali_o_razdelnom_sbore_musora
鳥取県と沿海地方の交流
https://www.pref.tottori.lg.jp/37631.htm

アーカイブ