環境省の実証実験に参加しています!

島根県隠岐の島町で実施されている環境省の「災害廃棄物の島外搬出に関する実証試験業務」に参加しています。

災害ゴミを搬送する実証実験

近年増加する大型災害などを受け、離島における災害時のゴミの処理が課題に上がる中、まとめて島外に災害ゴミを搬出して処理をする実証実験が行われています。災害によって隠岐の島町内の廃棄物処理施設が稼働できなくなったという想定の下で、環境省が隠岐の島町などと協働して取り組んでいるものです。

住民が持ち込んだ家具などの災害ゴミを重機などを使ってコンテナにまとめて、本土にフェリーで搬出するためコンテナをトレーラーで運び出します。また災害発生時の道路封鎖などを想定して、船やコンテナの種類を変え、10月24日(月)から11月17日(木)まで実施される予定です。

全国の離島の災害廃棄物処理に関する課題を抽出し、災害時の対応へ活かすことを目的としています。

ガット船を使った運搬を担当

弊社は隠岐の島町から工場搬入までのガット船を使った運搬と、収集運搬車両を使った江島工場への運搬を担当します。隠岐の島町の道後清掃センターからガット船へ積み込み、運搬された廃棄物が馬潟港(島根県松江市)へ到着し、回収作業を行った後、江島工場(島根県松江市)に搬入しています。

ガット船から廃棄物を積んだコンテナを降ろしている様子
ガット船から降ろされたコンテナをトラックに載せ工場へ運搬

今回、環境省並びに隠岐の島町や同業事業者の方々と協働の上、本事業に参加しています。

弊社は企業理念にある「地域にとってなくてはならない企業」を目指し、災害時であっても廃棄物処理を中心に地域に貢献できるよう、周辺と連携を取りながら、事業活動に取り組んでまいります。

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