河崎小学校で出前授業を開催しました!

2022年9月8日、鳥取県米子市にある米子市立河崎小学校の4年生に向けて出前授業を行いました!鳥取県発明協会様からの依頼で開催した出前授業は、今年度6月の倉吉市立社小学校に続き、2回目の開催となりました。

盛りだくさんな授業内容

今回は河崎小学校の先生のご配慮で、なんと60分の授業を行わせていただきました。通常、45分授業の中で開催することが多いので、大変有意義な機会をいただきました。

弊社が開催している出前授業のテーマは「リサイクルと私たち」。

  • 日本の廃棄物の現状や、リサイクルを含む廃棄物を減らす取り組みついての説明
  • 廃棄物に関係するクイズ
  • 炎色反応を利用した分別実験
  • 触ってみよう!リサイクル製品の観察

といった内容を45分授業では行いますが、上述の通り今回はいつもより15分長い60分授業です。河崎小学校の先生から「児童のみんなに色んなことを体験させてやりたい」「SDGsの取り組みについて話して欲しい」というリクエストを事前に頂いておりましたので、そちらを踏まえて児童の皆さんに楽しんで学んでもらえるように

  • SDGs(持続可能な開発目標)について、食品ロス問題に関連させて説明
  • 大人も盛り上がっちゃうオリジナル「産廃カードゲーム」

上の内容も追加して行いました。

炎色反応を利用した分別実験の様子
リサイクル製品「木チップ」の観察

さて正解は?みんなで考えるクイズ

授業の中でいくつかクイズを出題しました。「日本で1日で発生する廃棄物の量は何トン?」といったクイズを周りのお友達と一緒に考えて、答えてもらいます。「正解はどれだと思う?」「答え決めたよ!」「やった~合ってた!」などの声が教室中から聞こえてきて、正解した子供たちには、みんなで拍手!解説も入れながら進めていきました。

身近なSDGs

SDGs(持続可能な開発目標)とは「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で採択された目標です。先進国・発展途上国に関係なく「誰一人取り残さない」ことをテーマに、17の目標で形成されています。
そんなSDGs達成のために食品ロス問題を絡めて、授業の中では小学生のみんなと出来る取り組みを一緒に考えました。例えば、「消費期限や賞味期限の近い商品から購入する」や「自分のお腹と相談してご飯を注文する」など身近に出来るものがありました。

処理方法マスターはだれ?産廃カードゲーム

最後に弊社オリジナルのカードゲームを行いました。このゲームは、廃棄物カード・処分場シート・コインを使い、ババ抜きとクイズの要素が含まれており、楽しく廃棄物の処理方法を学ぶことができます。全10種類の廃棄物カードのペアを揃え、4つの処理方法から正しいものを選びます。最終的にはコインを多く持っていた人の優勝です。
6チームに分かれて行い、それぞれのチームから楽しそうな声が聞こえてきました。時間の許す限り、ゲームを通して処理方法について学ぶ様子が伺えました。

環境のために出来ることからやってみる!!

授業後に、児童の皆さんが「食品ロスを減らすために、期限の近いものから買うようにします。」「レジ袋は断ります。」「小さい服は弟妹にあげます。」といった自分が出来る取り組みを感想と一緒に発表してくれました。

今回の授業を通して環境問題を身近なものとして感じ、小さなことでも良いので、環境に対してできることを日々の生活に取り入れてくれたら嬉しいなと思います。

今後も弊社では、教育機関等への出前授業を積極的に行ってまいります。
是非お気軽にお問い合わせください。

■ 日 時:2022年9月8日(木)
■ 場 所:米子市立河崎小学校
■ 参加者:4年生 28名

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