島根大学の皆さんが「イノベーション創成基礎セミナーⅠ」のフィールドワークとして工場見学にいらっしゃいました!

2025年6月14日(土)、昨年度に続き、国立大学法人島根大学 地域人材育成コースの学生の皆様が、弊社潮見コンビナートを訪問されました。

「イノベーション創成基礎セミナーⅠ」とは

本見学は、同コースにおける授業『イノベーション創成基礎セミナーⅠ』の一環として実施されたものです。本セミナーは、中海・宍道湖・大山圏域市長会との連携のもと、地域課題の発見・解決、地域の活性化を目的とし、圏域5市(松江・出雲・安来・米子・境港)の特徴や課題についてフィールドワークを通じて学ぶ取り組みとなっています。弊社はその訪問先の一つとしてご来訪いただきました。

座学と体験を通じた循環型社会への理解促進

リサイクル燃料を観察中
産廃カードゲームでリフレッシュ!

見学当日は、講義形式での説明およびカードゲームを通じて、日本における廃棄物・リサイクル事情や、昨年7月に稼働を開始した潮見コンビナート内の焼却発電施設の役割、さらには地域社会との連携についてご紹介いたしました。

学生の皆様は環境分野に関する専門的な学びについても進めておられ、4R+1R(リフューズ・リデュース・リユース・リサイクル・リペア)の考え方や、焼却・圧縮・微生物分解など多様な廃棄物処理方法についても積極的に発言されるなど、非常に意欲的な姿勢が印象的でした。

大きな焼却炉を見上げる様子
蒸気を活用した発電機についても
ご紹介いたしました

工場見学では、実際の施設や設備をご覧いただきながら、「地域循環共生圏」の中で弊社が担う役割について理解を深めていただきました。大型設備を間近で見た学生の皆様からは、「想像以上のスケールに驚いた」との声も寄せられ、楽しみながら学んでいただけた様子がうかがえました。

多くの質問から、学生の皆さんの探究心を感じました!

また、見学の最後には質疑応答の時間を設け、「不法投棄の現状」「生ごみ削減への取組み」など、学生の皆様が関心を持つテーマに関して多数のご質問をいただきました。「廃プラスチックと海洋ごみの関係性」「各処理方法にかかるコスト」「処理が難しい生ごみの種類」など、弊社の事業に対する理解を深めたうえでのご質問ばかりで、非常に充実した交流の機会となりました。

今後も弊社では、地域社会との連携強化を目的に、自治体や教育機関、各種団体の皆様による工場見学の受け入れを積極的に行ってまいります。ご関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

工場見学概要

■日 時:2025年6月14日(土) 10:00~12:00
■場 所:三光株式会社 潮見コンビナート
■参加者:約20名

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