「循環経済新聞」新年号に弊社の取り組みが紹介されます!
2022年12月8日(木)、潮見ウェストバイオマス工場内の陸上養殖場にて、工場排熱を利用したサーマルリサイクルに関する取材を日報ビジネス様よりお受けしました。
今回の取材は、「循環経済新聞」新年号に掲載予定の企画で、「排熱回収を切り口に、産業廃棄物業界における地球温暖化対策を紹介する」内容になっています。そこで、弊社で行っている廃棄物焼却炉の排熱を利用した陸上養殖を取り上げていただく運びとなりました。
「以前はビデオ通話での取材を行ったため、今回は実際に養殖場を見てみたい」とのご希望を受け、遠方よりお越しいただいた記者さんに、陸上養殖場内の施設の紹介をいたしました。
三光のサーマルリサイクル
弊社では、サーマルリサイクルとして、廃棄物焼却炉の排熱を活用して陸上養殖に取り組んでいます。
今日では、江島工場内陸上養殖場でゴズ(マハゼ)、潮見ウェストバイオマス工場内でキジハタと海ぷち(フサイワヅタ(以下海ぷちと記載))の養殖に取り組んでいます。
さまざまな大きさのキジハタがいます!
キジハタの水槽をご覧いただきました。大きさや健康状態によって分かれている8つの水槽には、顔を近づけるとバシャっと水が飛んでくるほどの元気なキジハタが生息しています。弊社で養殖しているキジハタは、年間2000尾近く出荷されていますが、お客様によって注文いただく希望のサイズはそれぞれ異なります。近年では、煮魚の一品として小振りのサイズを好まれるお客様の声もお聞きして注文をいただく都度、手作業で選別を行っています。
![](https://sankokk-net.co.jp/wp-content/uploads/2022/12/IMG_6556-1024x683.jpg)
手をかけて大切に育てています
![](https://sankokk-net.co.jp/wp-content/uploads/2022/12/IMG_6588-1024x683.jpg)
水が循環する水槽のひみつ!
今回は、地球温暖化対策として注目された取材であったため、
キジハタの水槽(フンを排出)
→サンゴ礁が入っている海ぷちの水槽(アンモニアを分解、酸素を排出)
→キジハタの水槽
といった水槽内の水を浄化し、循環させているシステムについてもご紹介いたしました。
当システムの水の循環によって節水することができ、エネルギーの削減に繋がっています。
お越しいただきありがとうございました!
今回の記事掲載をきっかけに、排熱エネルギーを活用して新しい事業に挑戦している弊社の取り組みをご理解していただけたら幸いです。
是非、「循環経済新聞」新年号の記事掲載をお楽しみに!
この度は取材にお越しいただき、ありがとうございました!
今後も事業の拡大を目指して、取り組んでまいります。
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