境港市立第三中学校「未来トーク」に参加しました！

弊社社長の三輪が会長を務める境港ロータリークラブの協力のもと、鳥取県に境港市立第三中学校で取り組んでおられる「未来トーク（職業講話）」に計3回、参加しました。

未来トークとは

第三中学校が取り組んでおられる1年生97名を対象としたキャリア教育の一環です。従来の集団で話を聴く「講話型」ではなく、少人数のグループに分かれて会話をしていく「対話型」の新しい職業講話です。

全3部構成となっており、昨年9月に第1部「企業訪問」、11月に第2部「未来トーク①」、そして今年2023年2月に第3部「未来トーク②」が行われました。

未来トークの詳しい内容と、第1部、第2部についてはこちらをご覧ください。
境港市立第三中学校「未来トーク」に参加しています！（2022年11月8日）

第3部　未来トーク②

2022年2月8日（水）に第三中学校で、第1部、第2部よりもさらに対話を中心とした授業が行われました。

アイスブレイク「ぐるぐるトーク」（20分）

大人2人＋生徒さん5～6名でグループを作り、ファシリテーターが出すお題について、それぞれが考え回答、3つのお題が終わったら、次のグループへ交代するという「ぐるぐるトーク」を行いました。
大人も生徒さんも、互いにドキドキしていたと思いますが、短時間で考えて回答しなくてはいけない場を作ることで、緊張感がほぐれていきました。

大人たちと生徒さんの対話「未来トーク」（45分）

いよいよ本題、企業側から生徒のみなさんへ投げかけた「課題」について、第1部、第2部を踏まえて、回答と提案をしてもらいました。

三光からは、下の2点の課題を投げかけました。

1. 三光がSNSを取り入れるなら？
2. 企業に入社したら教えてもらいたいこと

1．三光がSNSを取り入れるならについては以下のような回答をもらいました。
・TwitterやYouTubeを使って、仕事内容やリサイクルの仕方を知ってもらう
・会社の雰囲気がわかるから、オフショットみたいな社員全員が映っている写真をUPしてほしい
・会社の様子をきれいなポスターのようにするのではなく、自然体な様子で動画や写真を撮影してUPする

その後は、たくさんあるSNSの中で、Instagram、YouTube、Twitterならどれ見る？、短い動画と長い動画ならどっちがいい？等々、話が広がっていきました。

2．企業に入社したら教えてもらいたいことについては、中学生の目線から考えた案がたくさん出てきました。
・仕事の内容や社内の雰囲気
・備品とか、どこに何があるか
・社員の名前や人間関係
・給料が増えるにはどうしたらいい？　　　など
また、「わからない事だらけだと思うので、優しく教えられたらなんでもできると思います‼」と素直なお話も。

会社で働くようになって社会人の自分たちの中では「日常」になってしまったことが、実は中学生から見ると、気になること、知りたいことなのだと、改めて気づくことができました。

プレゼンテーション「10年後の○○へ」（20分）

最後に、生徒さんが「10年後のわたしたちへ」、大人の私たちから「10年後のきみたちへ」を発表して、授業の振り返りをしました。
生徒さんそれぞれが、将来の目標や仕事について考え、自分へのエールや10年後を目指してやっていきたいことを発表してくれました。

昨年9月の段階では、積極的なコミュニケーションが取れていない場面もありましたが、中学校での日々の授業の中で、「ファシリテーション力」や「コミュニケーション力」を身につけて、今回の第3部は、会話のやり取りが増えて、生徒さんたちから、プレゼンや質問をしてくれました。

今回の授業を通して、「将来について」「境港市について」考え、魅力を知ることはもちろんですが、今後必要になっていく「考える力」「発信していく力」「話し合いを進めていく力」を自分事として考えることのできる場になっていると感じました。

今後も弊社では、教育機関等との連携授業や、職業講話など積極的に取り組んでまいります。是非お気軽にお問い合わせください。

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